今週1/23-27為替相場見通しです。20日に注目を集めたトランプ大統領就任式では、アメリカファースト(米国第一主義)を掲げるのみで具体策は示されず、市場の反応も鈍いものでした。NYダウは、トランプ就任式への警戒感から5日続落していたものを買い戻し94ドル高、ドルインデックスは100.69へ下落しています。ドル円は揉み合いながら日足雲に入ってきそうな雰囲気です。市場はひとまず米企業決算を確認して、米株式市場を中心にやりそうな展開。あとはいつどのような政策をトランプ新政権が打ち出してくるのかを見てやっていく事になりそうです。貿易関連ではTPPは脱退、NAFTAは再交渉を決定しており、近くカナダ・メキシコ首脳と会談する予定。中国とも関税や為替を巡って多くの話題を提供してくるでしょう。こういった交渉の結果どのような成果が得られるか?揉めるだけで終わってしまうのか?注目していきます。長期戦略(トランプ政権=リスク回避)は変わりません。リスクオンに振れた場面は売っていきます。
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