17日は英メイ首相演説に注目が集まりました。結局欧州単一市場へのアクセスを諦め、移民制限優先のスタンス。昨年6月の国民投票は、このどちらを選ぶかの争いだった事から、EU側もいいとこどりを認めるはずがありません。ブレグジットに関しては、今後もサプライズはないと考えられます。サプライズがありそうなのはトランプ政権です。支持率の低さ、党内の分裂、強硬な姿勢を見せている外交など波乱要因は多そうです。一方で米国は強いファンダメンタルズが株価を支えると見られており、トランプ減税や財政出動により、インフレ圧力が高まり利上げが加速しそうです。強弱入り混じりの環境になっています。ドルと株価は良く動くものの、年末年始のコンセンサスほど強気な相場になりそうにありません。引き続きドルとダウが大きく上がったところは売っていきます。
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