31日の米国株は前日比でほぼ変わらず、ドルもほぼ動かずにクローズしています。本日は日銀金融政策決定会合と展望レポートが発表されます。ポイントは物価目標2%の達成時期をどうするのかと、年間80兆円規模の国債購入ペースを今後どのようにしていくのかになります。物価目標に関しては「出来るだけ早期に。」へシフトしそうな雰囲気。国債買い入れペースに関しては9月会合にて拡大を諦めており、今後は縮小の方向しかありません。市場にテーパリングと受け取られないように、(80兆円の)規模縮小してもマネタリーベースは拡大しているとのニュアンスで来るでしょう。年内は維持すると見られますが、問題は来年以降に規模縮小に踏み切った時、市場がどう判断するかです。普通に考えればテーパリングと受け取られ、強烈な円高圧力になるでしょう。このあたりも今日の展望レポートや黒田総裁会見から探っていく事になりそうです。
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