今週10/24-28為替相場見通しです。先週末のダウは16ドル安、寄付きから下落しても下では買われる事が多く、底堅さを保っています。今週は特にリスク要因も見当たらない事から、株式市場は上値を試すのかもしれません。いずれにしても米国株の「薄商い+持ち合い」という環境が変わらないと、差益を狙いやすい相場にはならないでしょう。今年の秋相場は珍しく、材料が出ても反応しない相場でした。金融政策で作ってきた官製相場なだけに、FRB・ECB・日銀の金融政策が膠着状態になっている事が、相場が動かない最大の要因でしょう。来年はマイナス金利や量的緩和をやりつくしたECBと日銀が、いかにして出口戦略に向かっていくのかが意識されそうです。為替市場も株式市場も、日米欧の金融政策が意識されながら、新しい動きが出てきそうです。年内は11/8米大統領選で波乱が無ければ、閑散売りなしのまま終了するかもしれません。新しい材料が出て欲しいですね。
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