◇今週9/5-9為替相場見通しです。5日はレイバーデーのためNY市場が3連休中となります。中国杭州で開催されているG20や、日銀総括的な検証へ向けた黒田総裁発言に関心が集まりそうです。先週末に発表された米8月雇用統計は、非農業部門雇用者数15.1万人増(予想18.0万人増)、前月分25.5万人増→27.5万人増へ上方修正。失業率4.9%(予想4.8%)、平均時給+0.1%(予想+0.2%)でした。市場予想は下回ったものの、8月のアノマリーを考えても悪く無い結果です。ただし、9月利上げが出来るかと言えば、前日に発表されたISM製造業指数も含めて難しそうです。それでも米当局者らは、9月FOMCで利上げを検討することが出来るようにするために、タカ派発言をしてくる可能性があります。あまりにも市場の織り込み度が低いと、検討することも出来なくなります。FRBとしては、今後毎回の会合で利上げを検討したいというのが本音でしょう。ドル円は104円台へ上昇。円安圧力は非常に強い1週間でした。日経平均もようやく17,000円台となりそうです。米国株も堅調で最後の上げに入りそうです。米利上げ関連では、7日夜中に米地区連銀経済報告(ベージュブック)が発表されます。20-21日の日米金融政策へ向け、どのような思惑が台頭して来るかがポイントになりそうです。それでは今週も頑張りましょう!
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