◇17日はFOMC議事録(7/26-27分)に注目が集まりました。前日に「9月利上げもあり得る。」としたNY連銀ダドリー総裁の発言を受け、市場の一部ではタカ派FOMC議事録に期待する向きがありました。発表された議事録では、9月利上げへの前向きさはまったく見られず、「一段の指標を見極める必要がある。」という事で、9月利上げ観測は消滅しています。ある意味、7月よりタカ派に傾いている事を示唆する発言だったのではないかと考えています。来週はジャクソンホールでイエレンFRB議長の講演があります。投資家らは米利上げ時期しかテーマのない中、イエレン議長の発言に注目してドルと株を取引するでしょう。
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