◇9日のNYダウは3ドル高、8/5米雇用統計の日を除くと、7/15~ずっと小動きが続いています。為替市場ではドル安+ポンド安となりました。強い米経済指標を受けても、投資家らは早期利上げに自信が持てない環境になっており、一方的なドル買いになりません。米大統領選を直後に控えた9月に利上げに踏み切るのかどうか、26日ジャクソンホール講演でのイエレンFRB議長発言から探ろうとしています。本日、東京時間仲値に向けて、ドル円相場が荒い値動き。いかにもお盆休み前日といった値動きです。実需絡みの売買で荒れていると思われます。東京は明日からお盆休み入りとなる中、昨年チャイナショックのようなリスク要因が浮上するか、一部に警戒感があります。今秋大注目の米大統領選は、クリントンリードで始まっているようですが、トランプは最初に無茶苦茶な発言をして評価を下げ、評価が下げきると盛り返してくるようなところがあるので、10月などに差が縮まってきた場合には大きなリスク要因になるでしょう。米大統領選は世界経済へのインパクトも大きいですから、今後の成り行きを良く見ていきましょう。
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