◆5日に発表された米8月雇用時計は、米8月非農業部門雇用者数14.2万人増(予想23.0万人増)、米8月失業率6.1%(予想6.1%)となりました。今年最低となった非農業部門雇用者数14.2万人増を受け市場は「ドル売り」で反応しましたが、ドル高トレンドの中にあっては売りも限定されドル上昇トレンド継続と見て良さそうです。NYダウは67ドル高で高値引け、史上最高値を伺う展開となっています。注目の集まるFRBの対応ですが、今回の「14.2万人増」だけを見てテーパリングに影響があるとは思えません。利上げ時期に関しても今後の経済環境を見ながらということで変更ないでしょう。ドル上昇トレンドを変えるのはあくまでも「利食い売り」です。
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