◆来週7/14-18為替相場見通しです。14-15日は注目の7月日銀金融政策決定会合の結果が発表されます。7月は展望レポートが発表された月であること、4月消費増税の影響が見えてくることから年初より「日銀追加緩和」への期待が高まっていました。直近は黒田総裁発言からも「予定通り」が繰り返されていることから追加緩和観測は完全に後退、個人的にも追加緩和の可能性はゼロと見ています。むしろ日銀はこれ以上の円安を望まない印象をマーケット参加者に与えています。おそらく次のヤマ場となる10月にも追加緩和はないでしょう。日銀会合の結果は事前にわかっていることからその反応に関心が集まります。先週はポルトガル銀行の信用不安が浮上しましたが、ダウや日経平均は底堅くリスク回避が継続しそうな展開にはなっていません。米企業決算とともにNYダウや独DAXがどこまで高値を追えるか見極める時です。投資戦略としては10月に向け円買いで変更ありません。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。