◆24日のドル円相場は、安倍政権成長戦略や米経済指標が発表されましたが無反応で102円絡み膠着感を強めています。米長期金利が上昇していかないことからドル円は買えず、下値では年金買いが待ち構えており売り込めない環境が膠着感を強めている要因となっています。それでも主要な市場が膠着している場合、いかなる要因であっても「エネルギーを溜めている状態」であることに変わりありません。ドル円の年初来高値は1月、年初来安値は2月で約5か月間膠着しています。動き出せば動くことを投資家はわかっていますから「ずっと動かない」と思わず必ず動くという前提でトレードすべきでしょう。円相場は現在の膠着を円安・円高どちらに抜け出すのか本当に難解です。市場のコンセンサスは円安ですが、ダウの上昇が怪しくなれば逆回転もあり得ます。もう少し様子を見たいですね。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。