6日のNY市場は、大統領選の投票がスタートしたことで薄商いだったものの「大統領が決まることで不透明感が払拭される」との思惑から買いが優勢133ドル高でクローズしています。市場ではオバマ大統領の再選が濃厚と見られており、波乱はなさそうです。この後は「財政の崖」問題の対応を見る格好になりますが、当然なんらかの対策は出ると思われているものの時間が少ないためもたもたすれば不安が高まる可能性もあります。ギリシャ・スペイン問題も時々話題となりそうですが、市場では「どうせ最後は助けるんでしょ?」というのがコンセンサスになっており欧州での波乱を予想する参加者はほとんどいません。こういったところでもサプライズに期待したいところです。それでも米クリスマス商戦に関心が移ればリスクオンになりやすいイメージで見ています。チャートからはユーロドル相場が200日線1.2827で高値を押さえられており、引き続き下落に警戒となっています。
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