23日のロンドン時間午前中は、欧州株が軟調に推移しています。EU統計局が発表した2011年ユーロ圏17カ国債務が過去最大のGDP比87.2%に膨らんだことや仏大統領選にも不安が広がっています。悪材料が出ているものの、それ以上に地合いが悪いように感じます。FOMCやGW控えてリスクポジションを閉じる動きも重なっているものと思われます。スペイン株もリーマンショック後の安値に迫る6800ポイント台まで下落、メルケル首相もサルコジ支持を再表明しているようです。一方で企業決算に関しては本邦企業を中心に明るい見通しが出るかもしれませんが、短期ではリスクオフに警戒が必要になりそうです。クロス円相場も株式市場同様に短期では円高警戒、中長期での円高は限定的と見ておきます。
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