10日の欧米市場では、ギリシャデフォルト懸念が再燃しNYダウは89ドル安、ユーロも反落しています。結局前日にユーロドル1.33台を売りで頑張り抜いた組は大きな利益になっていたと思います。ユーロ円は前日に抜けたネックライン102.20はサポートされましたが102円台前半まで下落してクローズしており、引き続きギリシャのごたごたを気にしながらのリスク選考となっています。ギリシャではこの週末にゼネストに突入、EU各国が支援条件として求める緊縮策に合意すれば国内ではゼネストやデモ、4月には選挙を控えギリシャは難しい舵取りが続きそうです。それでも2/29にはECBが再度の大量資金供給オペを予定しており、これを防波堤に見てのリスク選考も強そうです。来週もユーロはギリシャ関連の材料多く売り買い交錯を予想し、ユーロドル中心にかなり積極的に戻り売りを入れて行きたいと考えています。
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