2011年07月25日09:47
おはようございます。今週の為替市場では期限が来週に迫る「米債務上限引き上げ問題」がテーマとなりそうです。この問題が解決するとドル買いでの反応になりそうですが、投資家の間ではもともと楽観論が広がっており、79円台後半あたりでは本邦実需売りも出そうなことからドル円は上値が重い状態が続きそうです。また債務上限の引き上げを無事に通過できても米国がAAA格付けの見通しなどを引き下げられるリスクがあり、これもドルの上値を抑えそうです。下抜けしてしまった場合には3/17市場最安値76.25がめど。本日は5・10日仲値となっており、ドル買いが出ているはずですが78.50あたりを超えてこれず軟調地合いとなっています。「米債務上限引き上げ問題」のゆくえ次第では一時的にドル安が加速する可能性もありそうです。今週は経済指標よりもこの話題が大きなテーマとなりそうです。ドル円は売り買い両方差益を取るチャンスがありそうですが、介入を演出するような動きが直近東京時間に2度出ており、突っ込み売りだけは厳禁かと思います。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。