【ドル円為替相場の見通し】ドイツ空売り規制で株価暴落、ドル円89円割れまで下落。欧州は混乱の極みドル円相場は一進一退か。

2010年05月23日15:38
先週のドル円相場は「ドイツ空売り規制」がダメ押しとなり株価とドル円相場は暴落となりました。政治家は常に自分たちの政策の失敗さえも「ヘッジファンドが悪い」と国民に言い続ける生き物というイメージがあります。株価が暴落するのはヘッジファンドが空売りするからと考えているため、これを規制すれば下げなくなるということなのかはわかりませんが、ほとんど根拠や効果の裏付けがないまま実行するのが「取引規制」でガイトナー米財務長官は「過去の取引規制で良い結果はでていない」とコメントしたとか。そもそも近年の株式市場では「上がる株を買って、同時に下がる株を売る」人たちが一番大きなプレイヤーですから、当然どちらかの自由を規制された相場からは撤退したくなりますので株は結局暴落しています。来週のドル円相場は一進一退の難しい相場になりそうですが、やはり上値は重く91-92円レベルまで実需の売りも下がってきて上値を抑えるのではないでしょうか。株価を見ながらになりますが、戻り売りがやや優勢と見ています。口座残高は1,500万へ。

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