ギリシャ問題もう一段の下げで「そろそろクライマックス」か。NYダウ堅調122ドル高、ドル円動かず値幅狭く日足ほぼ十字線。

2010年04月30日09:14
29日のドル円相場は材料も無く目立った動きはありませんでした。ユーロドル相場はギリシャ問題に連日揺れてきましたが、相変わらずソブリンリスクや要人発言が続いています。ギリシャの財政問題は根が深く当然回復するには何年もかかりますし、アナリストは「根が深い」「まだまだ危うい」と言ってくることが予想されますが、マーケットでの「値動きは別物」で単なる需給での上下動ですからギリシャの財政状況は無関係と言っても過言ではありません。個人的には「そろそろクライマックス」と見ています。現時点でのギリシャ国内の混乱は相当な様子で、すでにまともな状態ではありません。近いうちにデフォルトになるなどショッキングな展開も充分ありそうですが、ユーロドル相場は下落トレンドが5月で6カ月目に入りますので「売り余力」が相当無くなってきているはずです。1.3割れなどへ急落するような場面があれば逆に利益確定の買い戻しが相当出てくると考えています。何度も申し上げますが相場は単なる需給ですから、ギリシャ問題に対して良い材料だけが買い戻し(ショートカバー)の材料ではありません。悪材料で下に突っ込んだ時にも、場合によっては利益確定で買い戻されることがあると言えます。1.3を割り込んでくるとそんなレベルではないでしょうか？口座残高は1,920万へ先週は＋77.6万円でした。

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