23:05
09年の取引が始まり1週間が経ちました、ここでドル円・ユーロドルの日足チャートを確認しておきたいと思います。ドル円相場は94.65まで上昇した後は、上昇前のレベル90円台まで弱含んでおり、ここから再度94.65を上抜けていきそうな展開は当面考えずらいかと思います、戻り売りスタンスを継続し94.65がストップ。ユーロドルは1.38のサポートを割れて以降、反転も1.38までで今後レジスタンスとして機能しそうです。ただし、ドルを買っていく材料も少なく1.3台でレンジを形成する可能性が濃厚かと思います、1.30が近付けばロングで拾っていきたいと考えています。ドル円もユーロドルもまだ明確な方向感が出てこないのは、世界的に景気減速が進んでおり「景況感格差」が全く見えてこないことが原因と考えられます、通常であれば「オセアニアはまし」とか「米国よりはユーロ圏」など景況感格差が多少はあるものです、09年年初は「米国はもちろん悪いが、欧州もものすごく悪い、日本も英国もオセアニアも最大限に悪い」という状態で「景況感格差」がありません、今後は良くなってきたところの通貨が買われやすいという予想になっていますが、米国が良くならずに景気が回復する国がないというのが現状です。まとめると「ドルには暴落の懸念があり買い切れない、他の通貨も買えない」という環境から乱高下するもののレンジ相場になる展開がしばらく継続すると予想しています。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。