こんばんは、米労働省が7日発表した10月の雇用統計・失業率は6.5%に悪化し1994年以来の高水準となりました。1998年~2008年の失業率の推移をチャートと一覧表で掲載しました。このグラフが横ばいになり、下落してくるまでは米国の雇用環境は「悪くなっている」ということになりますね。米重要指標はブルームバーグのチャートなどで上向きのグラフに変わった直後に市場の雰囲気が変わってくることも多いので、どこまで悪くなるのか注目しておきたいところです。もし7.0%などまで悪化してしまうと、世界恐慌の直後に遡らないと最近の数十年では味わったことのない「失業者が街にあふれる状況」となりますので先進国がこの状態になれば、また恐怖感が市場に蔓延する恐れもあります。米雇用統計のチャート(グラフ)は米労働省→Unemployment rateという項目で確認できますので注目していきましょう。
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