こんばんは、混迷する世界経済ですがエコノミスト予想を拝見すると来週も「ドル安+株安」一色となっています。注目のドル円は114円から売っていた方、108円から、104円から売っていた方、おめでとうございます。ジャブジャブと儲かったのではないでしょうか?先週は98円台を付け、底が見えない状態になりました。まだまだドル円は下落するんでしょうが「そろそろ注意が必要では?」と考えています。来週18日にはFOMCが開催されますが、例え1.0%の利下げをしても市場は「好感」よりも「折込済み」になりそうです。個人的には来週から3月後半に突入しますが、4月末までの約1ヶ月半でFRBから「最終手段的な何か(公的資金注入など)」が出るかもしれませんね。
先週FRBはベアーに対して期限付きでお金を貸しています(28日間)、その前にはバーナンキ議長から「小さい金融機関は破綻するとこもある」との発言。これらの発言からFRBはかなりのところまで「金融機関の損失の実態」を把握したと考えられます。「大きなところは助けるよ」というメッセージでもあり、時間をかけすぎれば「もたない」ことも承知。そうなると、次の大規模資金供給がありそうな「6月」もしくは次のFOMC(4月末)までには「最終手段」を出してくるかもしれません。
ドル円も100円を割れるまでは多くの方が「反転するかも」という淡い期待がありましたが、100円がオファーになりそうな今「無限にドル円が下がりそうな気分」がします。世界の株式市場も同様で来週以降も「無限に下落しそうな雰囲気」です。NYダウが11500㌦~12000㌦でずっと横ばいになっても信用不安で世界中の株価が下落を続ければ大手米系証券、投機大好き米大手金融機関は破綻します、昨年まであれほど「BRICs」を連呼して投資してきたわけですからダウだけの問題ではないはずです。
来週以降の1ヵ月半(4月末まで)はレバレッジ控えめに小額投資が良いと思います。「売り一色」で全員一致しているだけに怖いですね。ちなみに昨年の夏までは日経平均20,000円超え「確実」と全員一致で予想されていました。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。