2010年10月04日13:56
こんにちは。最近は悪材料がでてもなかなか下がらなくなってきたユーロ相場、ついこの前まで1000ポイント突破でも驚かれていた金先物価格は1300ポイントまで買われています。いま金融市場全体では何が起こっているのでしょうか？掲載したのは豪ドルドル日足チャート、すごいハイペースで上昇しています。客観的にマーケット全体をみると金や原油が買われ、資源国通貨が強く、株価も日本以外はそこそこ堅調。そして最も売られているのは米ドル。数年前にどこかで見たことのある光景ですね。今起こっているのは「ドルキャリートレード」だと言えそうです。低金利が長期化しそうな米ドルを調達し、商品や資源国通貨を買って行く大きな流れが出来ています。今週は大きなイベントを控えたり、米雇用統計の結果次第では一時的にドル買いも起きそうでドル売りが一服するかもしれませんが、根底に強いドル安地合いがありますので、向こう数カ月ドルキャリートレードが行われるのではないでしょうか？こうした背景から投資戦略を考えても良いかもしれない時ですね。

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2010年10月04日09:34
先週のドル円相場は9月15日の介入レベルに迫る83円台前半まで下落、ユーロドル相場は1.37台後半まで上昇しており、21日FOMC以降に加速したドル安が継続しています。ユーロ圏ではアイルランドの財政問題、スペインの格下げなど悪材料が相次いだもののドル安トレンドを変えるに至らずユーロドル相場は週末一段高となりました。今週は週初は日銀金融政策決定会合での追加緩和策に注目が集まるものの、あまり経験則上日銀が市場参加者の期待を上回る材料を出すことはほとんどなく、新型オペ拡充程度であれば逆に失望売りの円高に注意さえ必要と見ています。このイベントでの円安＋株高方向への圧力は弱いと見ています。日銀金融政策決定会合を通過後は、米国の経済指標と各国の金融政策が材料になりそうです。

5日RBAキャッシュターゲット、米9月ISM非製造業景況指数。
6日米9月ADP全国雇用者数。
7日BOE金融政策、ECB金融政策、米新規失業保険申請件数。
8日米9月雇用統計に注目をしておきます。

ドル円相場は再度の介入が入らないと大きく上昇することはなさそうですが、ドル円以外でもユーロドル・ドルスイス・豪ドルドルなどでドルショートポジションが積みあがっているため米9月雇用統計に向けたドルショートカバーが唯一ドル買い材料になりそうです。米9月雇用統計に関しては結果が良ければドル円では一時的にせよ大きくドル買いで反応すると思います。ただし地合いは米国の追加緩和期待を背景にしたドル安がしばらく続きそうなため、あがったところは売られそうです。早めに利食いを考えたほうが良さそうですね。それでは今週も頑張りましょう！※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

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2010年10月03日13:49
こんにちは。明日4日～のドル円相場は4～5日に日銀金融政策決定会合が開催されます。すでになんだかの追加金融緩和策が示されることをほぼ織り込んでおり、追加緩和→円安と考えるよりも、期待はずれ→失望売りのほうが可能性が高そうです。米FRBはFOMC直前に追加緩和期待が高まり米国株が買い支えられ、FOMCでは追加緩和も何もしないのに追加緩和期待に含みを持たせ、その後も株価を支えられる。対照的に日銀は追加緩和してもほとんど失望に終わってしまう。この差はなんなんでしょうか？いずれにしても米国が極端なドル安でほくそ笑んでいる事だけは確かです。年前半のユーロ安によってドイツも一時急回復をしたように、欧州と米国が交代で通貨安の恩恵を受ける展開が続きますね。ドル円相場は日銀の金融政策での円安＋株高は考えにくいですから、やはり2度目の大規模介入が入らない限りは低空飛行となりそうです。週末には米9月雇用統計を予定しており、結果が良ければ一時的にドルが大きく買い戻されると見ています。それでも地合いはドル安でしばらくすればまたドル売りが優勢になりそうです。他では豪・英・欧も金融政策を発表してきます。日本はダメな金融当局に期待するよりも何か円高で国益が出る方法を考えたほうが早いかもしれませんね。円高で儲かるようになったとたんに円安になったりして。

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◆みなさんこんにちは！私は最近になって数名の「億トレーダー」と呼ばれる方々との出会いがあり、FX取引について深く議論する機会に恵まれました。やはりそれぞれのトレーダーが相場で勝ち残るために実に色々なことを考え、アイデアを出し、実践して結果を残しています。確かにトレードでは強いメンタルやトレードのテクニックも必要なのですが、FXに限らず株取引であっても「常に有利な土俵で戦うこと。」言い換えれば「最も勝ちやすい取引に参加すること。」が非常に重要であることを再確認しました。私はご存じのとおり長年デイトレードを中心とした短期売買をしており、漠然と感じている有利な取引、不利な取引というのがFX取引にも確実に存在しています。ならば有利な取引にのみウェイトを傾け、「常に勝ちやすい取引で利益を上げて行くこと。」を目標に戦って行きたいと思います。そしてこの機会にしっかりと文章にしてまとめ、自分自身のバイブルとしていくと同時に、今回このレポートを入手された方だけに内容を公開したいと思います。


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2010年10月02日16:28
こんにちは。介入以降のドル円相場ですが、とうとう次の大規模介入がでないまま83円割れ目前まで下落しています。これに対しロイターのインタビューに武藤前日銀副総裁がこたえています。「インタビュー：日銀は量的緩和に工夫の余地＝武藤大和総研理事長」またビデオでも1日「為替の安定を実現するために行動することが必要」で見解を述べています。ドル円相場に関してはドル安圧力が強く、市場規模も大きいためトレンドを変えることはできそうにないものの、その後介入しないのだから当然円高になっていくしかないはずで心配ですね。いずれにしても9月15日にはあれだけ威勢よく介入を始めたことや「下落してくればまた介入する」としか受け取れない発言を繰り返したため、ドル円など買う予定がなかった個人投資家も安くなったところで買っている方が相当いるはずです。そのストップロスがつけば、政府の介入が肩すかしに終わると中途半端に介入したことがさらなる円高を招きそうです。来週以降もドル円相場は介入への思惑で動く相場、実際に大規模介入が入ったり、米雇用統計など以外はドル円には手を出さないのが賢明かと思います。政府には介入効果を最大にしたいのは理解できますが、こんなに中途半端な政策で個人投資家を騙すような発言はいかがなものか？15日の当局者発言を聞くと普通の神経なら押し目買いしたくなるのでは？「発言したこと」「約束したこと」は守らなければならない立場だとまともな神経なら思うのですが…政権が代わっても「政治ごっこ」は変わらずか。82円や80円割れで再度介入してももう9月の高値を超えられないと見ています。

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