6日NY時間には、欧米株式市場がイースター休暇入りするなか米3月雇用統計が発表されます。直前の市場予想は失業率8.3％、非農業部門雇用者数20.3万人増となっており4カ月連続でNFPが20万人超えとなるか注目が集まっています。関連指標として米3月ADP全国雇用者数20.9万人増、米3月ISM製造業景況指数（雇用指数56.1）、米3月ISM非製造業景況指数（雇用指数56.7）、3/31までの米新規失業保険申請件数35.7万件といずれも改善傾向が見られるためトレーダーはどちらかといえば「良い結果」に賭けてきそうです。バイアスもやや上方向となるため悪い結果のほうが反応が大きいかもしれません。最も注目が集まっている「非農業部門雇用者数」ですが、20万人増超えとなれば予想をわずかに下回っても反応は限定的になりそうです。15万人増以下になった場合には一旦クロス円は急落すると予想されますが、米追加緩和期待が高まるなら切り返してクローズすることも考えられます。いずれにしてもあまり高値を追いすぎたり、突っ込み売りにならないようにデイトレで早目に手仕舞いしたいと思います。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

5日の欧米市場では、引き続きスペイン債務問題でユーロ全面安となりました。ユーロスイスフランは1.20を割り込みSNBが介入を実施したようです。NYダウは13,060ドルで13,000ドルをキープしたまま連休入りしています。日本株は米株に比べると大きく崩れていますが、直近為替相場の反応はほとんどなくダウ先物と米国株を見ておけば良さそうです。豪ドル円相場は上値重く85円台には一度も戻れずに推移しています。今晩の米雇用統計次第にはなりますが、豪ドルは利下げ観測がでている通貨で、慌てて買わなくても安く買える可能性が高そうです。今日は米雇用統計が市場予想から乖離し良し悪しの判断ができる結果になれば参加します。    

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5日のロンドン時間午前中は、昨日に続き「スペイン債務問題」をテーマに「ユーロ売り」となっています。ドイツ国債とのスプレッドも開いており第2のギリシャの様相、その次はイタリアとなりそうです。株式市場はロンドンもNYも明日は休場となるため、米3月雇用統計が週末リスクでこの時間にリスクポジションを閉じて来週半ばから再開になりそうです。ユーロドルは売りで入り易いタイミングもあったので入れば良かったですね。今週は明日、雇用統計だけ参加します。雇用統計が悪い場合はバーナンキFRB議長がでてきそうです。次回のFOMCは4/25日の夜中です。    

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