◇14日の日経平均は17,000円を割り込み下抜けしそうな雰囲気が漂いましたが、午後2時になると年金筋の猛烈な買い上げにより反発しています。これは明らかに「政府・日銀防衛ライン」であり、割り込む展開になれば黒田バズーカ第3弾が濃厚となります。日銀黒田総裁は12月後半以降、「何でもやる」を繰り返し、これまでは無かった追加緩和へのトーンを強めています。やりたくないから口先介入に切り替えたのか?それともやるというメッセージなのか?日経平均の今後の値動きがポイントになりそうです。日経平均は17,000円台では2015年分すべてが「逆」含み資産効果となってしまう水準で政府・日銀がこれを防衛したいのも理解できます。来週はECB、再来週FRB、日銀と会合があります。金融市場全体の値動きと合わせて注目しましょう。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。