◇今週1/11-15為替相場見通しです。週末は米12月雇用統計が発表され、平均時給は伸び悩んだもののおおむね良好な結果となりました。これを受け米3月追加利上げ観測が却って株式市場の重しとなっています。金融市場全体でリスク回避が加速し、2015年8月チャイナショックの安値に迫る動きとなっています。今週は年始から混乱した市場の落ち着きを待つ1週間となりますが、下げ止まっても大きく反発できるようなチャート足型ではありません。完全に崩れている事から当面安値圏で揉み合うでしょう。こうなると1/29黒田バズーカ第3弾に期待が高まります。年末時点での想像を遥かに超える悪い環境ですが、何らかの出来ない事情があるかもしれません。黒田バズーカ第3弾に期待してポジションを取るのはリスクが高そうです。米経済指標では、米12月労働市場情勢指数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、米12月小売売上高に注目。その他、中国12月貿易収支、BOE金融政策、BOE議事録、本邦貿易収支に注目しておきます。
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