こんばんわ、今週も相変わらずの「右往左往相場」で方向感がありません。デイトレーダーとしては「今年の勝負は終わった」ということで勝ち逃げ。来年以降の超長期スワップ運用について見解を述べます。
今月初めから運用していた「ランド円」ですが、本日業界最高スワップ金利の「
フォーランドフォレックス」へポジションを移動しました。ランド円のスワップは高い業者でも「42円/日」が相場です。それが「
フォーランドフォレックス」では「46円/日」です。NZドルなども当然高く「195円/日」となっています。お使いのFX業者と比較してみると差が歴然です。
スワップ狙いでは最低でも10年は投資する必要があります。このランド円での1日4、5円は将来とんでもない差になりますのでポジションを建て直しました。NZドル円、豪ドル円、ユーロ円に関してはそのままにしています。
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も当然、税制優遇で実質のスワップは高額です。
ランド円の長期運用について解説します。現在はランド円レートは16.30-50くらいで推移しています。16.50で20万通貨買っていますので200万円の証拠金を積んでおけば、10円下落して6.5円になっても耐えられます。しかし、この「10円下げても」という仮定がまだ「甘い」と考えています。では16.50のランド円20万通貨で「最大の差損」はいくらでしょうか?答えは簡単ですね、1ランド0円になったとき(そんなことはないと思いますが…)330万円です。
以上のことから20万通貨に対して330万円引き当てておけばパンク(ロスカット)することは絶対にありません。別の言い方をすれば「レバレッジ1倍」です。しかしながら拘束されているのは「わずか10万円」で済むため残りの320万円はいつでも動かせる資金になります。これがレバレッジ1倍との大きな違いだと言えます。
「パンクしないのは理解できるが儲かるのか?」ということで計算しました。フォーランドフォレックスでは1日のランド円のスワップは46円です。これが20万通貨ですから1日920円です。これが1年だと335,800円になります、10年では3,358,000円です。「金利差が縮小しないか?」と聞こえてきそうですが、10年後の政策金利は誰にもわかりません。個人的見解では10年後も「南アフリカのほうが日本よりも金利が高い」と考えています。金利差が逆転しない限りは20年でも30年でも持っていれば良いと思います。
ここで注目したいのが10年のスワップ3,358,000円です、これは16.50のランド円20万通貨の「最大差損」を上回る数字です。別の言い方をすれば10年後には損益分岐点が「0円を下回る」ということです。11年目からは文字通り「負けようがありません」金利差逆転の日、もしくは南アフリカがなくなる日までノーリスクで金利を受け取れます。まぁ投資戦略はこの辺にして私はギャンブラー上がりのデイトレーダーですから、リスクテイクが趣味のようなものです。クロス円が暴落して円高になったら、パンク覚悟でもちろん大量買い増しを予定しています。みなさんも暴落した際には少し高金利通貨を買って見てはいかがでしょうか?ちなみにランド円は14円台がおいしいレートです。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。