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おはようございます、本日はFXデイトレードに最適な「通貨ペア」について考えてみたいと思います。みなさんは取引通貨ペアをどのような基準で選んでいますか?FX投資の初心者向けの書籍などを読むと「ドル円はニュース等でもよく報じられる馴染みの深い通貨ペアでお勧め???」とあったりしますが「馴染み深い」とは随分乱暴な通貨ペア選択の根拠ですね。ただし、本当のところ「お好きな通貨ペア」でトレードすれば良いのが答えかもしれません。そこで、ここではZERO流デイトレということで私が「ドル円・ユーロドル」でデイトレをしている根拠をお話しします。
【ドル/円、ユーロ/ドルを選んだ理由】
①スプレッドが狭い
②取引量が多い
③情報量が多い
主にこの3点から選んだ最適な通貨ペアがドル円とユーロドルだったのです。その他にも理由がありますので解説していきます。まず①スプレッドが狭い…ZEROがデイトレメイン口座に推奨している
外為オンラインでは、ドル円スプレッド1銭、ユーロドルスプレッド1銭でほぼ固定されています。相対業者の場合、取引手数料は多くの業者が無料になっていますので、唯一の手数料がスプレッドです。スプレッドは消費税みたいなものでプロでも初心者でもすべて一律でかかります、取引回数に対しての手数料ですので狭いに越したことはないです、ここで業者選びに失敗すると「トレードで負けていないのに損をする」ことになりかねません、環境は大切です。
仲間内のトレーダーの間で通貨ペア選択で必ず出てくるのが「デイトレならポンドだろ」という意見です、理由は「ボラティリティが高いから大きく儲かる」というものです、これは半分正しい意見です。半分正しいというあたりを詳しく説明します、ドル円が1日1円しか値幅がないと仮定します、対してポンド円が1日5円の値幅だったとします、値幅は「表面上ポンドのほうが上」ですね。ではドル円を1ショット6Lotでトレード、ポンド円は1ショット1Lotでトレードした場合、ドル円で1円、ポンド円で5円勝った場合の利益はドル円のほうが上になります、スプレッド分も2~4pips毎回上乗せになります。「ならLot数を上げればドル円のほうが儲かるじゃん」といわれれば厳密にいうとこれも違います、実はトレーダーの中には「買えるだけ買う」スタイルのトレーダーもいます、必要証拠金にもよりますが、この場合は圧倒的にポンドが大きく勝てる通貨ペアになります、ですので理論上「デイトレならポンドだ」というのも正しい選択肢です。
次に②取引量ですが、これはドル円とユーロドルは圧倒的に多いわけですが、取引量が多いということは「値動きが安定的になりやすい」と考えています。値動きが安定的とは抽象的な表現ですが、あえて説明すると取引量が多いということは=参加者が多いわけで「みんなが見ている=チャートに明確なポイントができやすい」と考えています、自分のデイトレ手法に一番適した通貨ペアがドル円とユーロドルだと考えています。③情報量ですが、ドルや円、ユーロを動かす要因は「情報の共有度」が非常に高いのが現実です、こちらも取引量同様に不確定要素を減らすことができ通貨ペア選びの重要な要素になっています、などと偉そうに解説をしましたが結局デイトレは「主要国通貨ペア」であれば自分のトレード手法と相性が良いものを選べば何でもよいのです。選択の基準は「自分のトレード手法に対して一番有利な通貨ペア」となります。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。