11日のドル円・クロス円は下落。シリア・北朝鮮の地政学的リスクを材料に円が買われています。ドル円は110円を割り込みストップロスを誘発→109円台半ばまで下落しています。NYダウは100ドル以上下落する場面がありましたが、ほぼ全戻しと非常に底堅い動きでした。引き続き上値を追う参加者は少ないものの、大きく下げれば買う参加者がいるようです。米10年債利回りは、地政学的リスクを背景にした債券買いから、レンジ下限だった2.3%を少し割り込んでいます。今週中は北朝鮮が核実験に踏み切るかどうかに注目が集まっており、万一この環境で核実験を実施すれば、さらに円高となりそうです。その他、木曜には米金融機関の決算、米為替報告書にも注目が集まっています。金融市場のみならず、戦場になる可能性のある韓国・日本は週末まで緊張感が続きます。リスクを取るのは来週からとなるでしょう。
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