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モラー特別検察官ロシアゲート文書提出求める!元スパイ暗殺未遂で英露対立激化。FOMC前ドルショートカバーか?

20180316ユーロドル日足チャート
15日は元スパイ暗殺未遂を受けた英露対立激化、ロシア外交官23人を国外追放との報道がありました。英メイ首相が激昂している様子が伝わると、ポンドが売られる場面がありました。

米国ではモラー特別検察官がトランプ・オーガニゼーションに対し、ロシア関連の文書提出を求めています。この報道にも市場はリスク回避で反応しています。

ドル相場はドルインデックス88-91ポイントで膠着状態に入っており、来週FOMCを前にショートカバーが入った模様。

投資家らは基本的にドル売りポジションを積み上げてきたと思われますが、長く相場が動かなくなってしまうとスワップコストが嵩みます。イベント前、ドルが動かない、スワップコストが嵩むといった理由で、ショートカバーに入っていると見ています。

経済指標は、米3月NY連銀製造業景況指数22.50(予想15.00)、米新規失業保険申請件数22.6万件(予想22.8万件)、米3月フィラデルフィア連銀製造業指数22.3(予想23.0)でした。米製造業の堅調さが伺えます。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

米中貿易戦争懸念高まる!ダウ248ドル安、ドル円106円前半。選挙が近づくと発言が過激化するトランプ大統領。

20180315ドル円日足チャート
14日に発表された米2月小売売上高は-0.1%(予想+0.3%)、除自動車+0.2%(予想+0.4%)と予想を下回りました。

トランプ大統領はコーンNEC委員長辞任に続き、ティラーソン国務長官を解任し、今度は中国に対し貿易赤字1,000送ドル削減を要求しました。

米中貿易戦争懸念が高まり、ダウは248ドル安で続落、ドル円は106円付近まで下落する場面がありました。鉄鋼・アルミニウム関税に続いて、EU・中国とも貿易戦争を始める構えになっています。

米大統領選前にも暴言王と言われ、保護主義的な過激発言が目立ちました。昨年は鳴りを潜めたものの、11月に中間選挙を控えて再び過激な発言が目立つようになりました。

高官人事に関しては、政策が決まるまでの議論は良いが、一度決まったら速やかに行動せよというスタンスのようです。

ドルインデックスは89ポイント台で膠着状態。ドル円・ユーロドルも膠着状態に入っています。来週のFOMCへ向けた動きと、FOMC結果を受けた動きに注目です。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

ティラーソン国務長官更迭!後任に北朝鮮・イラン強硬派ポンペイオCIA長官。米2月CPI市場予想通りで高まらず。

20180314ドル円日足チャート
13日はティラーソン国務長官更迭、後任に北朝鮮・イラン強硬派ポンペイオCIA長官が就くことが伝わると、リスク回避となりました。

NY市場序盤は米2月消費者物価指数が+0.2%(予想+0.2%)、コア+0.2%(予想+0.2%)、前年比+2.2%(予想+2.2% )、コア前年比+1.8%(予想+1.8%)となり、インフレ圧力が高まっていない事が確認されると、ゴルディロックス相場への期待からややリスクオンで始まりました。

ドル円は米2月CPI発表前にはショートカバーや予想を上回る見方が多かったのか強含み、発表後は小幅に売られていました。その後ティラーソン国務長官更迭のニュースが伝わると、市場はリスク回避でドルと米国株が売られました。

ティラーソン長官の解任や、ポンペイオCIA長官を後任に充てることは、かねてから言われており、大きな驚きにはなっていません。

むしろ米朝首脳会談へ向かう以前であれば、ポンペイオ氏は北朝鮮・イラン強硬派と見られている事から、緊張が高まったかと思います。

今晩は米2月小売売上高が発表されます。日々多くのニュースが伝わってきますが、ドル円は105-108の狭いレンジ、NYダウは3角持ち合いを形成しており、方向感が出ていないのが実際のところです。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

ドル・円・ユーロすべて膠着状態!森友学園問題、麻生財務相が辞任を否定。米2月消費者物価指数に注目。

20180313ユーロドル週足チャート
12日の米国株式市場では、鉄鋼・アルミニウム関税導入の懸念からボーイング・キャタピラーが下落。NYダウは157ドル安、ナスダックは史上最高値更新となりました。

ドルは米2月平均時給の伸び悩みを受け、利上げ加速観測が後退し売られています。目先の為替市場はドル・円・ユーロすべて膠着状態に入っており、ドル円は105-108、ユーロドルは1.22-1.25の狭いレンジで推移しています。

ドルインデックスチャートを見ると、91ポイントあたりが重くなっており、ドル買い戻しの勢いが弱まりつつあります。今のところ、米利上げが加速しないことやドルが安いことが、米国株式市場にはプラスに働いています。

永遠にゴルディロックス相場が続くとも思えません。2019年あたりが正念場になりそうです。今晩は21:30米2月消費者物価指数に注目が集まっています。国内では引き続き森友学園問題、米国では中間選挙へ向けた動きが材料になりそうです。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

米2月雇用統計、賃金伸び悩み再びゴルディロックス相場か?ドル円も短期レジスタンス上抜け。国内は森友問題で紛糾。

20180312ドル円日足チャート
9日に発表された米2月雇用統計では、非農業部門雇用者数が31.3万人増(予想20.5万人)のポジティブサプライズとなりました。12月1月分も上方修正されています。

一方で平均時給は伸び悩み、前月比で+0.1%(予想+0.2%)、前年比は+2.6%となりました。

雇用は堅調で失業率も低い、それでも賃金が伸びない事が確認され、景気は良いが利上げペースが加速しない、ゴルディロックス相場が復活した格好なりました。

雇用統計の結果を受け、NYダウは440ドル高、ナスダックは史上最高値を更新しました。ドル円も短期レジスタンスラインを突破、108円が次のレジスタンスになりそうです。

ドル円は戻りきったら中期で売り続けたいと考えています。

国内では森友ショックで、決裁文書の書き換えを財務省(本省)が指示していた模様。安倍・麻生がクビになった場合には、アベノミクスの巻き戻し(円高+株安)で反応しそうです。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero