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ドル全面高!投機筋もドル高へ舵を切る。他の主要中銀に比べFRBのタカ派姿勢際立ちドル底堅い。トランプ政権の通商政策はドルの重し。

20180627NYダウ先物日足チャート
26日はドル全面高となりました。今月開催されたFOMC、ECB理事会、日銀金融政策決定会合を受け、金融政策スタンスの違いが鮮明になっています。主要3中銀の中で唯一タカ派に傾いたドルが底堅い推移。来年夏ごろまで金利据え置きを表明したユーロは上値が重く、円は物価上昇の勢いが無くなった事が確認され、出口戦略が遠のいています。投機筋もドル買いへ舵を切っている模様。

FRB・・・年3〜4回の利上げ→年4回の利上げへ。
ECB・・・来年夏まで金利据え置きを表明。
BOJ・・・直近、物価上昇の勢いが弱まった。

FRBは年内あと2回の利上げを予定しているものの、来年は政策金利の水準が高くなってくるため、さらなる利上げが必要なのか?という議論が中心になっていくでしょう。FRBの利上げは今年が最も多い年(年4回)になり、来年以降はペースダウンしていくと予想しています。米株式市場は、NYダウ30ドル高(+012%)、ナスダック29ポイント高(+0.39%)でした。

NYダウは反発したものの、日足200日線を下回っています。今週この200日線を回復できるか?それとも下方向へ崩れるか?注目しています。市場が売り材料として意識しているのは、やはりトランプ政権の強硬な通商政策です。米通商問題絡みの発言や報道に反応してしまうため、ドルも円も短期的に難しい値動きになりそうです。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

NYダウ8日続落!日足200日線サポートできるか?ユーロドル1.15-1.165抜けるか?本邦CPI、OPEC総会、トルコ大統領選にも注目。

20180622NYダウ先物日足チャート
21日のNYダウは8日続落、日足200日線が近づいてきました。NYダウは196ドル安(-0.80%)、ナスダックは68ポイント安(-0.88%)でした。ドルは米6月フィラデルフィア連銀製造業指数19.9(予想29.0)と、米中貿易摩擦懸念を背景に下落しています。BOE金融政策・議事録では、利上げ指示が3人と前回から増加しました。英利上げ観測が高まりポンド買いで反応しました。

本日はOPEC総会、24日はトルコで大統領選が予定されています。ユーロドルは1.15-1.165レンジで推移しており、どちらに抜けるか注目。トルコ大統領選では、エルドアン現大統領が単独過半数を獲得できるか?それとも7/8決選投票となるか?結果と週明けのトルコリラ相場に注目しています。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

ナスダックが史上最高値更新!リスクオンで円売り、豪ドル堅調。RBAキャッシュターゲット、米5月ISM非製造業景況指数の発表あり。

20180605NYダウ先物日足チャート
4日のNYダウは178ドル高(+0.72%)、ナスダックは52ポイント高(+0.69%)と続伸し、ナスダックは史上最高値を更新しています。為替市場ではリスクオンで円売りが優勢、豪ドルが買われました。豪ドルは本日13:30にRBAキャッシュターゲットが発表されます。先週まで材料にされていたイタリア再選挙が回避され、米5月雇用統計も米5月ISM製造業も強い結果となり、売り手の出番がなくなりました。短期投機筋も昨日あたりは何もしていないかと思われます。

週末はG7、12日は米朝首脳会談、12-13日はFOMC、14日は日銀金融政策決定会合、ECB金融政策が控えており、今週は積極的にポジションを取りづらい環境です。今晩は23:00に米5月ISM非製造業景況指数が発表されます。一応結果だけ確認しておきますが、週後半へ向けてイベント待ちムードになりそうです。短期差益狙いの投資家からすれば、新たな材料が出ない限り退屈な1週間になりそうです。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

イタリア政局不安が台頭!ECBに対し2,500億ユーロの債務免除要請。豪ドル・NZドル・カナダドルなど資源国通貨が堅調。

20180517NYダウ先物日足チャート
16日はイタリア政局不安からユーロ売りが優勢となりました。連立協議中のポピュリズム政党(五つ星運動)と極右政党(同盟)は、草案で「ECBに対し2,500億ユーロの債務免除要請」との報道が伝わると、市場は一時「ユーロ売り+リスク回避」で反応しました。その後、この草案は修正前のものであった事が判明し、リスクオンへ戻っています。1日を通せば堅調な原油価格とリスクオン地合いから、資源国通貨(豪ドル・NZドル・カナダドル)が堅調、代わりに円が売られました。

経済指標は、日1-3月期GDP・1次速報・前期比-0.2%(予想0.0%)、前期比年率-0.6%(予想-0.1%)、米4月住宅着工件数128.7万件(予想131.0万件)、米4月建設許可件数135.2万件(予想135.0万件)、米4月鉱工業生産+0.7%(予想+0.6%)でした。本邦1-3月期GDPが9四半期ぶりマイナスに転落しました。

エルドアン大統領の「引き締め阻止発言」で急落していたトルコリラ相場は、16日も過去最安値を更新する場面がありました。その後、トルコ中銀が「必要な措置を取る」と表明したことを受けて反発しています。トルコリラ円は一時25円まで反発、こういった売り手と中銀の駆け引きがある程度の期間繰り返され、時間をかけて下げ止まって来るのが良くあるパターンです。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

W・バフェット買い増しアップルが最高値!米4月雇用統計、失業率3.9%、平均時給+0.1%またゴルディロックスか?

20180507NYダウ先物日足チャート
4日の米国株は大幅上昇。NYダウは332ドル高(+1.39%)、ナスダックは121ポイント高(+1.71%)でした。W・バフェットがアップル株を買い増していたことがわかり、アップル株は最高値を更新。

米4月雇用統計では賃金の伸びが鈍く、再びゴルディロックス相場が意識される結果となりました。5/1付け最新のIMMユーロロングは120,568枚へ減少しました。

今週はポンド関連のイベントに注目しています。現地8日(日本時間9日)に期限を迎える武田薬品のシャイアー買収、10日英金融政策イベントが材料になりそうです。

武田は期限の再延期となるか正式表明となるか注目。買収が決まった場合には、ポンド円中心に大きな動きがあるかもしれません。再延期の場合は、反応薄となりそうです。    

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Posted bydaytraderzero