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NYダウ669ドル高!2年7か月ぶりの上げ幅。米中貿易戦争から交渉に移り安心感、為替は円安+ドル安へ。

20180327NYダウ先物日足チャート
26日のNYダウは、米中貿易戦争が交渉へ移った事を受け、急激な買い戻しとなりました。為替市場は円安+ドル安のリスクオン方向へ動きました。

トランプ大統領は貿易赤字に対して、北米自由貿易協定(NAFTA)脱退→交渉、鉄鋼・アルミニウム関税導入を表明→交渉、今回も中国に対米貿易黒字削減を求めて→交渉と、毎回ぶち上げて→交渉という展開になっています。

市場も徐々に「トランプ大統領のやり方」に慣れてくるかもしれません。

本日東京時間は佐川前国税庁長官の証人喚問、NY時間は米中貿易交渉の行方に関心が集まりそうです。トランプ大統領の発言で相場が動いており、決め打ちしづらい環境になりました。

上下ともに大きなトレンドになりにくいと予想しています。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

トランプ関税また交渉カードか?ライアン下院議長が撤回求める。NYダウ336ドル高、ドル円106円台回復。

20180306NYダウ先物日足チャート
5日ライアン米下院議長は、トランプ大統領が持ち上げた「鉄鋼25%アルミニウム10%追加関税策」に反対を表明。やや安心感が広がり、過度なリスク回避からの買い戻しとなりました。

NAFTA再交渉では、カナダ・メキシコが譲歩すれば鉄鋼・アルミニウムの関税免除との発言があったと報道されています。今回の鉄鋼・アルミニウム追加関税も最初に受けた印象通り「またか」という感じになりました。

トランプ大統領は台湾などに絡む「ひとつの中国」を認めないと発言し騒動になりました。その後、別の交渉を有利に進めるためのカードにしていた節があります。

日本や中国の自国通貨安誘導も、就任前後は責めていましたが、これも交渉カードでした。結局のところ自ら交渉材料を作り出し、それを「取りやめてあげるから譲歩しろ」いう手法なのだと思われます。

ライアン下院議長の撤回要求に対し、トランプ大統領は「撤回しない」と発言しています。市場はトランプ関税の実行に疑問を持ち、NYダウ336ドル高、クロス円も買い戻されました。

投資家の関心はRBA、BOC、ECB、日銀の金融政策に移りつつあります。米地区連銀経済報告、米2月雇用統計にも注目しましょう。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

NYダウ続伸410ドル高!VIX指数25.61へ低下、米予算教書を好感か?英1月消費者物価指数の発表あり。

20180213ダウ先物日足チャート
12日の東京市場は休場。NYダウは続伸し410ドル高、VIX指数は25.61へ低下しています。為替市場もリスクオンからユーロ買いが再開しつつあります。

ダウは2/7高値を上抜ければダブルボトム形成となりますが、先週の暴落で投資家らは傷ついており、簡単にダブルボトムを形成できるかは疑問。まだ不安定な値動きが続く可能性が高いと見ています。

今晩は18:30英1月消費者物価指数が発表されます。その他、予定されている材料はありません。ドル円はなかなか108円を割り込まず、110円に向かって上昇もせず膠着状態。

108円を割れたとしても、大きく下がったタイミングでは、戻りを狙って買い続けたいと考えております。110円以上は期待薄かもしれませんが、110円まで戻る可能性は十分にあると見ています。

ユーロドル・ユーロ円は、VIX指数の低下に合わせて、少しづつ上昇するイメージで見ています。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

13日コインチェック円出金再開、14日米1月小売売上高などに注目!基本的には米株式市場「落ち着き待ち」の1週間。

20180212NYダウ先物日足チャート
今週2/12-16は基本的に米株式市場のボラティリティが低下するのを待つ1週間となりそうです。先週末のNYダウ先物やドル円・クロス円日足チャートをみると、上下に髭をつけ値幅も大きい足型になっています。

投資家の不安心理がそのまま表れています。今週・来週あたりで、2日~高まったボラティリティの低下を待つという、いつものパターンでしょう。値動きを地震に例えれば余震の状態になります。

2月大荒れとなった金融市場も3月には一旦落ち着き、平昌パラリンピック・露大統領選が終わる3/18以降は、また緊張が高まるかもしれません。

金融市場には無関係かもしれませんが、13日に話題のコインチェックが日本円の出金を再開するようです。その他、米1月小売売上高など米重要指標に注目しておきます。株価もクロス円も簡単には戻らない展開になっています。

今週・来週を使って底固めに入るか、最悪のケースならセリングクライマックスに向かって、もう1度大きな下げが起きるかどちらかでしょう。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

NYダウ一時1,500ドル超下落!史上最大の下げ幅。仮想通貨ビットコインも暴落。為替はリスク回避で円高+ドル高。

20180206NYダウ日足チャート
5日のNYダウは1,175ドル安、場中に1,500ドル以上下げる場面があり、史上最大の下げ幅となりました。為替市場はリスク回避の「円高+ドル高」となったものの、株価ほどの「下げ率」にはなっていません。

仮想通貨は引き続き暴落、ビットコインは対ドルで7,000ドル割れしています。BTC/USDは高値から1/3程度まで暴落しました。5,000ドルくらいなら、買いたい参加者も出てきそうです。

米1月ISM非製造業景況指数は59.9(予想56.7)と強い結果。これで米1月ISM製造業景況指数、米1月雇用統計と合わせて軒並み強い結果となり、米金利の急騰を後押ししました。

今回の米国株大暴落は26,000ドル台で買いが一杯だったというのが主因でしょう。米金利の急騰がきっかけとなり、665ドル安が起きました。665ドル下落する過程で押し目買いが入り、昨日は全部投げさせられるというパニック相場。

5日のダウが1,500ドル超安から、直後に半分戻す場面がありました。ここで25,000ドルを固めて、1,000ドル超の下髭を作れれば、それがセリングクライマックスだったと言えると思います。

しかしながら安く引けましたので、まだ底値を確認できていないのが現状かと思います。米株式市場は、しばらく荒れそうです。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero