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米8月消費者信頼感指数133.4→約18年ぶり高水準!ドルは新興国通貨に対して高止まり。ドル円・ユーロドル小動き。まだ休暇モードか?

20180829ドル円日足チャート
28日は北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉での米とメキシコとの合意と、米8月消費者信頼感指数が133.4(予想126.8)と約18年ぶり高水準に達した事が材料になりました。NAFTA再交渉でメキシコと暫定合意した事は、前日のニュースで目新しさは無し。米8月消費者信頼感指数が、ポジティブサイプライズとなった以外、何もない1日でした。

NYダウは14ドル高(+0.06%)、ナスダックは12ポイント高(+0.15%)と小幅続伸しました。ドル円・ユーロドルは大きな動き無し。新興国通貨に対するドルは高止まりしています。

市場はまだ夏季休暇モードから抜けきっておらず、活発な動きが出てくるのを待つ段階です。9月10月は米中間選挙へ向けて多くの材料が出そうですし、それに合わせて相場が良く動く事に期待したいところです。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

FRB利上げ急がず→ドル安、S&P500・ナスダックが最高値更新!円はリスクオンで安い。NAFTA再交渉合意なるか、トルコ市場再開など。

20180827ドル円日足チャート
先週末はジャクソンホール講演パウエルFRB議長の発言に注目が集まりました。パウエル議長は「漸進的な利上げ継続」と「利上げを急がない事」を示唆。為替市場はドル安、米株式市場はS&P500・ナスダックが最高値を更新。NYダウは133ドル高(+0.52%)、ナスダックは67ポイント高(+0.86%)でした。

円相場は株式市場のリスクオンが下支えとなり、円安に振れてクローズしました。また、トルコ市場が休場だった事から、トルコリラは落ち着いた動き。一時リラ下落に連れ安となっていたユーロは強い動きでした。

IMMポジションからは、ポンドショートが72,338枚と、かなり行き過ぎた感じ。ユーロも一旦ショートへ転換しましたが、欧州通貨の下落は止まっています。今週はNAFTA再交渉が合意に至るか、トルコ市場の再開あたりに注目しています。

8月後半は米株式市場がリスクオン相場でした。11月以降も強いと予想しており、8月から年末まで一直線にあげるかは疑問。投機筋がポジションを閉じてくる10月に調整するかもしれません。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

今晩23時〜パウエルFRB議長が講演!本邦7月コアCPI+0.8%伸び悩み。ドル上昇、豪ドル・人民元・アルゼンチンペソなどが下落。

20180824豪ドルドル日足チャート
23日はドルが上昇、代わりに豪ドル・人民元・アルゼンチンペソなどが下落しています。経済指標では米7月新築住宅販売件数が発表され、62.7万件(予想64.5万件)と予想を下回っています。米企業業績は良いものの、住宅市場は頭打ち感があります。不動産市場は世界的にも頭打ちのサインが多く見られます。

低金利環境の終焉に加え、資材価格や人件費の高騰、緩和のマネーが流れ込んだことによる価格高騰が不動産市場を冷やしていると考えられます。他にも中国人投資家の買いを受け、「元来そこで暮らしている国民が住宅を買えなくなる」という問題も生じています。国によっては規制をかける動きも見られます。

米国は中国に対し、160億ドル相当の関税第2弾を発動。米中次官級協議も行われました。米国株は小幅下落、NYダウは76ドル安(-0.30%)、ナスダックは10ポイント安(-0.13%)でした。今晩は23:00〜パウエルFRB議長が発言します。トランプ大統領がドル安を望んでいる事に言及するとは考えられず、淡々と年内の利上げ継続と金融政策について語ると見られています。

FRBは秋に何も起きなければ予定通り2回利上げ、大きなリスク要因が浮上するとハト派に傾く可能性があります。何事もなく中間選挙を迎えるのか、それとも大きなリスク要因が浮上するかがポイントになるでしょう。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

FOMC議事録(8/31-9/1分)9月利上げ示唆、貿易摩擦に懸念。投資家の関心は12月利上げの有無か?ドル人民元6.8台、元最安値圏で協議へ。

20180823ドル円日足チャート
22日はFOMC議事録(8/31-9/1分)が発表されました。市場が織り込んでいる「9月利上げ」を維持、貿易摩擦には懸念を表明しています。トランプ大統領はFRBの利上げを批判しつつも、イランやトルコに対してはドル高を武器に制裁しています。

貿易赤字削減へ向け、中国・EU・日本に対してはドル安、制裁中のイラン・トルコ・ロシアに対してはドル高が望ましいという状況になっています。直近、ユーロや円に対してはドル高が進行しておらず、むしろドル安傾向。人民元に対しては、元の最安値圏6.8台で止まっています。

イラン・トルコ・ロシアに対してはドル高が加速しており、中国以外は思惑通りの展開になっています。今週後半はジャクソンホール公演でのパウエル議長発言、9月1〜2週目の米重要指標、9/25-26FOMCが為替市場にとっての重要イベントになりそうです。投資戦略は10/15を目標にドル戻り売りで構えておきます。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

新興国から先進国へ資金シフトで米国株堅調!ドルはFRB利上げ批判受けた下落継続。FOMC議事録、ジャクソンホール公演に感心集まる。

20180822ユーロドル日足チャート
21日の米国株は堅調、NYダウは63ドル高(+0.25%)、ナスダックは38ポイント高(+0.49%)でした。先進国+新興国すべてが上昇していく相場ではなく、新興国から先進国への資金シフトが起きています。

為替市場はドル買いが溜まっていたところへ、トランプ大統領のFRB利上げ批判が出て調整が継続しました。ドル円は一時110円割れ、ユーロドルは1.16付近まで、それぞれドル安が加速しました。トルコリラ相場は予想通り落ち着いた動きになっています。

今晩は夜中3:00にFOMC議事録が発表されます。24日にはジャクソンホール公演でパウエルFRB議長が発言します。直近、トランプ大統領の利上げ批判が話題になっているだけに、年内あと2回の利上げに対するFRBのスタンスを確認する事になりそうです。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero