23日は本格始動したトランプ新政権の動向に注目が集まりました。トランプ大統領は、公約通りTPP離脱の大統領令に署名、NAFTA再交渉に入っていく模様。米国の輸出は、カナダ・メキシコだけで30%を超え、これに中国を加えると40%を超えます。仮にこれらの国で、米国製品のボイコットが起きると、大きな問題になります。目先は自動車を中心とした製造業にスポットが当たっていますが、農産物や衣類に至るまで貿易戦争の影響が出るでしょう。法人税減税と規制緩和で、どこまで対抗できるか見ていく事になります。長期的には徐々に悪い方向へ向かうと見ていますが、それが判明してくるまでは、相場も経済も強さを保てるかもしれません。どこで潮目が変わるか見極める2017年相場になります。
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