9日のNYダウは76ドル安。何度も2万ドルに迫りながら、なかなか乗せられずに反落。英メイ首相は、「欧州単一市場へのアクセスよりも、移民流入管理や法律のコントロールを優先。」と発言しており、ハードブレグジット懸念が高まっています。2017年はトランプ新大統領の就任から、欧州政治、ブレグジットなど、材料の多い1年になりそうです。11日にはトランプ新大統領の会見が予定されており、投資家らはドル高牽制発言を警戒している模様。ドルインデックスチャートは、まだ上昇トレンドから外れておらず、買われ過ぎたドルのポジション整理が終わってから、どの程度買い上げる余力があるのか見極めることになりそうです。ダウが2万ドルを超えてどんどん上昇しない限り、円安材料は無いように見えます。日米金利差だけでやるドル円相場ですから、米長期金利が3%へ向け上昇するのかが鍵。投機IMM円ショート10~12万枚が限界点とみています。
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