8日に注目を集めたECB金融政策では、来年4月以降月額600億ユーロに減額+2017年末まで延長となりました。月額は減額となったものの、期間は市場予想より長く、今後も状況次第で対応していく方針を示しました。全体的には、ややハト派の会合になったと言えそうです。ECBを受けユーロは下落したものの、いまだ1.05サポートを割り込んでおらず、今後このレベルをサポートできるか関心が集まっています。下押しに失敗し、1.08や1.0850を上抜けると、徐々に買い戻し圧力が強まっていきそうです。ドル円は113-115円レンジで上昇一服しており、スピード調整の印象。こちらは来週13-14日FOMCの結果を受け、乱高下となりそうです。19日以降は海外勢がクリスマス休暇を意識する時期に入ります。年末へ向け買い上げて来たドルと米国株のポジションが、小幅調整して年末を迎えるイメージで見ておきます。
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