22日の米国株は上昇、ダウは19,000ドル台乗せとなっています。年内の相場は、11/8米大統領選以降のトランプラリーが、どこまで続くかを見る以外に何もありません。トランプ相場で顕著なのは米ドル高と米株高です。この2つがどこまで進むかを見極めるのみです。年末になると、WEBも含めた経済誌や新聞等で、エコノミストの2017年相場予想が次々と出てきます。1/20にトランプ新大統領が就任するとあって、このトランプ新大統領の経済政策(トランプノミクス)で持ち切りになるでしょう。減税や財政出動で国内企業が潤いそうとあって、さぞかし強気の予想が並ぶでしょう。問題は政権発足時の「織り込み度」です。米大統領選中にも、選挙公約として様々な約束をしているでしょうし、TPPに関しても就任と同時に脱退と宣言しています。就任までに織り込んでいる以上の政策を出せるかがポイントであり、米経済にとって良い政策が出るから株価は上がると、単純に考えるのは禁物でしょう。経験則や感覚的なものでしかありませんが、市場のトランプノミクス織り込み度を良く見ていきたいですね。
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