7日朝にはポンドが急落。ハードブレグジットになるとの懸念から仕掛けられたようで、実際の安値がわからないくらいの急落になっています。これまでの「ポンド安=英国株高」という構図もそろそろ変化しそうです。ダウは12ドル安。堅調な原油価格と、ECBプラート専務理事によるテーパリング否定発言が下値を支えています。ドル円は104円台まで上昇する場面がありました。日足雲を上抜けたとは言え、上昇している要因はあくまでも短期筋のショートカバーが中心。無理に順張りで追いかけても、大した値幅は取れないのかもしれません。今晩は米9月雇用統計が発表されます。あまりにも長く同じテーマ(米利上げ観測)をやり過ぎており、市場も雇用統計が良ければ株を買うべきなのか、売るべきなのか、コンセンサスがはっきりしていません。米株式市場はリスクオンなのかリスクオフなのか、良くわからない状態になっており、持ち合いが煮詰まっています。市場関係者のコメントでも、「現金(キャッシュポジション)が良いのではないか?」という意見も出てきています。今晩の指標の結果にどう反応するのか注目しましょう。
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