4日のダウは85ドル安で小幅続落しています。ドル円は日足雲の中に入っています。材料としては英メイ首相が「EU離脱交渉の道のり険しい。」発言や、12月まで利上げは見送られると見られている中でのタカ派発言が、株式市場の上値を抑えたとされています。こういった材料は目新しさに欠けるものであり、米国株が下落した事に対して、取って付けたようなものです。実際には持ち合いをどちらに抜けるかのほうが重要でしょう。材料は買い・売りどちらにも受け取れるわけですが、価格が動いてストップロスを巻き込めば、材料に関わらず相場は動くことになります。したがって値動きのほうが材料より重要と言えます。報道はあくまでも「一般ニュース向けの材料が解説されているだけである。」ことを忘れてはいけません。ドル円は日足雲の中にしっかりと入りました。米国株が下げると重しになるものの、雲をしっかりと上抜けることが出来るのか注目しています。投資戦略は引き続きダウ戻り売りです。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。