28日NY時間午前中までは、ダウ18,200ドル近辺、ドル円100円台半ば~後半で「今日もまったく動きそうにない。」という雰囲気でした。米8月耐久財受注やイエレンFRB議長の議会証言にも反応が無かったマーケットですが、アルジェで開かれていたOPEC非公式会合にて、8年ぶり減産合意と伝わると原油価格が急騰、他の市場もリスクオンで反応しています。先週末からサウジとイランが合意することは無いと見られていた事から、減産合意は大きなサプライズとなっています。近年受難続きの産油国ですが、これでようやく抜け出す道筋が出来るのか?個人的にはシェール革命があっての現状だけに、OPECがどうこう出来る時代は終わったと見ています。一時的な効果はあっても、先行きは暗いでしょう。合意の話が出てくること自体、産油国は追いつめられているという事でしょう。ダウは目先18,050ドルをダブルボトムに上値トライとなっており、FOMC高値18,450ドルや8月史上最高値18,613ドルを超えていけるか注目。ドル円も100円割れトライ失敗になりそうな売り手がどこまで踏ん張れるか、時間切れになって買い戻しに入るか注目しておきます。
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