◇4日は20:00英中銀の金融政策イベント、20:30~カーニーBOE総裁会見に注目が集まりました。政策金利を0.50%→0.25%へ利下げ、資産買い入れ3,750億ポンド→600億ポンド増額、100億ポンドの社債購入、銀行向け資金供給を1,000億ポンドを決定しています。市場コンセンサスでは政策金利0.25%引き下げまでは織り込み済み。資産買い入れ額に関しては、据え置き半数、拡大半数といったところでした。拡大規模は300~500億ポンドが見込まれていた事から、600億ポンドは予想を上回る規模となっています。結果を受けた為替市場ではポンドが急落。対円・対ドルともに200pips程度下落した後はもみ合いとなっています。市場では、投機筋ポンドショートが溜まっているなかでのポンド売り材料という事で、下押ししていくのもかなりの力仕事になりそうです。反騰リスクがありますから、安いところを売りで突っ込まないほうが良いでしょう。
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