◇16日は日銀が現状維持を決めたことを受け、買い手不在のなか売り仕掛けとなっています。ドル円は節目の105円を下抜けたことで、ストップロスを巻き込み急落。105円割れではヘッジ売りも出て来たのかもしれません。黒田総裁会見でも売り込まれ103円台半ばまで下落、年初来安値を更新しています。欧米時間はEU残留を支持する議員が、集会準備中に銃撃されるという事件が起きてしまい、17日のキャンペーンも中止となりました。この事件を受け溜まっていた「ポンド売り・円買い・債権買い・株売り」などのリスク回避ポジションが巻き戻しています。結末がどうなってしまうか不透明な英国民投票まで5営業日となりました。結果が出る24日まではポジション調整に終始する相場になりそうです。
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