◇今週6/13-17為替相場見通しです。先週末は英世論調査を受けポンドが軟調、ユーロも売られ円が買われています。英欧中心のリスク回避により、株価は軟調、ユーロ円は120円を割り込み、日銀異次元緩和の円安分を吐き出しています。今週は来週23日に迫った英国民投票(24日に結果判明)を睨みながら米日金融政策が発表されます。FOMCでは追加利上げの可能性はほとんどなく、声明と議長会見で7月利上げを示唆するのか注目が集まります。日銀は「英国民投票を控えて動けない。」というコンセンサスがあり、仮に追加緩和に踏み切ればサプライズとなるでしょう。それでも積極的に円を売るには環境が悪いため、円安効果は小さいでしょう。この先2週間の為替相場は、英国のEU離脱厳戒態勢のなか、引き続き世論調査に右往左往するだけというイメージです。
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