◇18日週明けのNYダウは18,004ドルと昨年7月以来の高値に上昇、昨年8月チャイナショック前の水準に戻しています。この上は史上最高値18,351ドルがあるのみで、これを更新すれば上昇トレンド8年目に突入します。米国株の堅調さは、4月は強いというアノマリー通りの値動きであり、米企業決算前に調整→決算発表を受け買われるという、いつもの展開です。市場コンセンサスでは、FRBは4月の利上げは確実に見送り、6月も大統領選に配慮して見送り、年1回12月しか利上げが出来ないと見られています。これも株価にとっては支援材料になっています。今朝のドル円と日経平均は、週明けトリプルパンチ(熊本地震、ワシントンG20、ドーハ会合)からの下げを埋める格好。熊本地震により、政府への政策期待が一気に高まっています。円安+ドル安+株高の流れが続きそうです。ドル円は110円台を回復できるか、107.50-110円のレンジに入り込むのか注目しておきます。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。