◇今週3/21-25為替相場見通しです。週末25日はグッドフライデーのためNY市場など多くの市場が休場となります。積極的な売買よりもポジション調整が中心となりそうです。WTI原油は40ドル近辺までショートカバーが進み、米国株は年初来プラス圏まで戻しました。ここから積極的に株や原油を買う材料もなく、停滞しやすい環境と言えるでしょう。一方でドル円と日経平均は年初から下がったまま戻っていません。3月期末へのレパトリがピークアウトすることで多少は潮目に変化が出るか注目しましょう。政府は連休明けとなる22日、第3回国際金融経済分析会合を予定しています。個人的には来年4月に予定通り再増税などあるはずもなく、完全に増税凍結への地ならしだと考えています。当面は識者の意見を集める事と、弱いGDPなどが出そろうのを待つ事になるでしょう。3月末には予算成立で何か動きがあるかもしれません。4/28には日銀金融政策決定会合があり、ドル円は一旦105円を目指しても安値に定着するのは難しい環境です。当面は110-115円あたりが居心地の良いレベルとなりそうです。今週も頑張りましょう。
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