◇15日は日銀金融政策決定会合結果が発表されました。MRF(マネー・リザーブ・ファンド)をマイナス金利の適用外とした以外には何も出ませんでした。景気認識は下方修正しており、今後はとにかく物価の基調が追加緩和実施の判断材料となるでしょう。政府は16日から国際金融経済分析会合を開いており、22日には3回目会合を開くことが石原伸晃経済財政・再生相から発表されています。このペースであれば今月中に会合を終えそうです。会合終了後はいつでも消費再増税凍結判断が発表される可能性があり、円相場への影響はそれなりに大きいでしょう。今晩はFOMC結果、イエレンFRB議長会見が予定されています。FOMCでは追加利上げは見送りの見通し。FRBは政策変更を市場に十分織り込ませる傾向があることから、現在の環境で突然追加利上げとなる可能性は低いでしょう。注目はドット・チャートとイエレン議長会見です。この2つがコンセンサスよりもタカ派かハト派かを見るFOMCとなります。
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