◇1日は月初の重要指標である米1月ISM製造業景況指数が48.2(予想48.4)と4か月連続50ポイント割れとなりました。「製造業は悪い」がキーワードですが、それにしても悪いですね。非製造業や雇用は強いという事で週末雇用統計に注目が集まります。FRBの年4回利上げに対して市場のコンセンサスは相変わらず年1-2回となっており、この大きなズレをフィッシャーFRB副議長も修正しようとしていません。3月1週目も含めて2回確認できる経済指標次第という事になりそうです。ただし、指標がちょっと良かったからと言って12月利上げ開始によって原油価格は急落し、株式市場も大混乱となった経緯があり年4回の利上げペースを守るのも容易ではありません。もともと年4回(2会合に1回)というペースでの利上げ自体、過去に比べれば「ゆっくり」であるにも関わらず、それも出来ないとなればドル買い持ちの参加者には一定のショックとなるでしょう。とにかく今月は米3月利上げ有無が市場のテーマです。
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