◇18日東京時間は、日銀の発表を受け株式市場も為替市場も大混乱となりました。日銀は12:50「量的・質的金融緩和」を補完するための諸措置の導入を発表しています。ETF増額3,000億円や長期国債7-10年程度を来年から7-12年程度とする等を発表しています。ETF買いに関しては今年分を買い切ったことで、継続に関して何らかの発表はあると見られておりサプライズという程でもありません。長期国債に関しても買える幅を増やしたのか、ツイストオペ的なものなのか会見での説明に注目が集まります。いずれにしても今回の決定は「黒田バズーカ第3弾」ではなく、日銀が言うように「量的・質的金融緩和」を補完するための諸措置です。サプライズ黒田バズーカ第3弾に備えていたアルゴリズムやいつもの失望売りに賭けていた短期トレーダーの踏み上げが重なっての値動きでしょう。日経平均の値幅は800円を簡単に超えており、アルゴリズム売買や日経レバが盛んな市場でのボラティリティの高さを確認する値動きとなりました。来年以降もアルゴリズム売買や日経レバなどの影響で、イメージしにくい程の暴落が起きる環境になるでしょう。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。