◆今週12/7-11為替相場見通しです。先週末に年内残っていた最大の山場であるECB理事会と米雇用統計を通過したことで何もない1週間となりそうです。12/15-16に開催されるFOMCへ向けた米経済指標の確認が中心、BOEは10日に金融政策を予定しています。ドルもユーロも不透明感が強まりました。12/2までとは環境が変わっています。ECBの追加緩和が予想外にショボい内容だったことで、政策出尽くし→政策余地に変わりました。これによりユーロの大底は先延ばしになる可能性が出てきています。一方で10/22からの下げトレンドで3/13年初来安値1.0461を更新できなかったことは、売り手にとってはネガティブな材料です。ドルはECBの対応により12/2以前よりも相対的な強さが増した印象。もう一段のドル高トライがあっても良さそうな環境に変化しています。今週は経済指標をチェックし、来週FOMC直後のドルの値動きとメンバーの金利見通しに注目しましょう。
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