◆19日の為替市場は「ドル全面安」でした。前日のダウ大幅上昇やドル相場の値動きを見る限り、FOMC議事録がハト派に受け止められたのかもしれません。いずれにしても12月まではドル高+ユーロ安が続きそうです。12月中に両方ピークアウトとなるでしょう。原油や金など商品価格も2016年はドル高トレンドの転換にあわせて反発へ向かう見通し。年内は駄目でしょう。過剰在庫や供給過剰など原油相場を取り巻く環境は、値動きに関係ありそうで実は無関係です。いつも相場は相場です。ドル円は6/5高値125.86、ユーロドルは3/13安値1.0461を更新できるか注目しておきます。日銀金融政策決定会合では追加緩和は見送り、期待も失望もないイベントでした。12月は欧米が金融政策を変更してくる見通しで日銀にも期待が高まるかもしれませんが、12月も追加緩和はないと予想しています。コアコアCPIとドル円レートに注目しておきます。コアコアCPIは連続の下落や停滞が必要であり、123円や125円から追加緩和するとは思えません。
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