◆3日のNY市場では、ECBドラギ総裁のハト派発言を受けユーロが急落となりました。株式市場でも欧州株を中心に一時買いで反応しましたが、米雇用統計を翌日に控えて勢いはつかずにクローズしています。経済指標では、米新規失業保険申請件数28.2万件(予想27.5万件)、米7月貿易収支▲418.6億USD(予想▲422.0億USD)、米8月ISM非製造業景況指数59.0(予想58.2)とまちまちの結果となっています。今週は8/24セリングクライマックスから傷が癒え、相場が落ち着くのを待つだけの1週間でした。9/17FOMCを控えて最後の米雇用統計が今晩発表されます。週末にはG20が開催されます。G20に関しては市場に安心感を与えようと「一致して対応」といった趣旨の声明が出そうです。当たり前のコメントが出て来るG20よりも米雇用統計に注目をしましょう。予想より弱い結果になれば9月利上げ観測は消滅します。※9月利上げが無くなるわけではありません。あくまでもコンセンサス→観測がゼロになります。結果が強ければ9月利上げの可能性が残ります。利上げがあるかどうかはFRB内でも決まっていないでしょうから予想する意味は無いでしょう。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。