◆25日の日経平均はザラ場1,000円以上の値幅で乱高下、NYダウも引け際に650ドル急落と荒れた展開が継続しています。この相場は時間が経ってボラティリティが低下しない限り収まりません。世界中でリスク回避時の究極の対応となる「現金化」が加速しており、これが終わるまでは株価も上昇しないでしょう。震源地となった上海総合指数は7.6%安で3,000ポイントを割り込んで来ました。2,000-2,500ポイントまで下落すれば「買われた分がすべて崩れた」格好になることから、そのレベル以上は売る株すら無いでしょうから下げ止まるでしょう。いずれにしても現在の相場は時間が経たない限り、当局が何をやっても収まりません。9月2週目くらいにはボラティリティが低下しているでしょう。ドル円は116.15安値から120.40までの戻りとなりました。ダブルトップのネックラインで綺麗に止められており、2番底をうかがう展開となっています。こちらも相場が落ち着いた時にどのレベルにあるのか注目、コアのレンジとしては117.50-120.50あたりをイメージしています。
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