◆29日夜中に発表されたFOMC声明では、「some」further improvementへ文言変更。someが追加されたことは個人的には「タカ派」の印象を受ける変更で9月利上げ開始の可能性が高まったと言えそうです。労働市場に対するFOMCの強気な見通しを受けダウも続伸121ドル高でクローズしています。リスクオンでドル高+株高となった1日でした。ドル円は124円台半ばから上は黒田ラインということで上値の重さが意識されますが、TPP交渉が終われば抜けていくかもしれません。9/17FOMCが次の大きなイベントになりますが、夏枯れの8月にどこまでサマーラリーに入れるかがポイントになるでしょう。投資戦略は長く上昇してきたドルの上昇余地がどのくらい残っているかがポイント。短期的にはドル買いでしょうし、長期ではドル売りでしょう。今晩の米GDPや9/17までに2回発表される米雇用統計に注目が集まるでしょう。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。